仕事と家庭の両立、これからのカタチ:五月雨が考える2030年の両立支援
株式会社五月雨は、
社員一人ひとりが最大限の力を発揮できる環境づくりを目指しています。
そのためには、
仕事だけでなく、家庭やプライベートも充実させることが不可欠です。
厚生労働省の「両立診断サイト」にあるように、
制度の有無が両立支援の重要な指標であることは間違いありません。
しかし、
ワタシは「制度があるだけでは不十分」だと考えています。
なぜ「制度+α」が必要なのか?
両立支援サイトの診断基準は、
企業の制度整備を促す上で非常に有効です。
育児休業制度や短時間勤務制度といった制度が明文化されていることで、
社員は安心して制度を利用でき、
会社も計画的な人材配置が可能になります。
しかし、
制度が用意されているだけでは、
本当の意味での両立は実現しません。
たとえば、
「育児休業は取れるが、周りの目が気になって申請しにくい」
といったケースや、
「制度はあるが、突発的な子どもの病気には対応できない」
といったケースも少なくありません。
五月雨が目指すのは、制度の先にある「柔軟性」です。
2030年、五月雨が描く両立支援の未来
2030年、
社会はさらに多様化し、
個人の価値観やライフスタイルは多岐にわたるでしょう。
少子高齢化、
共働き世帯の増加、
介護問題の深刻化など、
私たちが直面する課題は複雑化しています。
五月雨は、
こうした未来を見据え、
以下の3つの柱を軸に両立支援を推進していきます。
1. 「心理的安全性」の確保
制度があっても、
利用をためらってしまうのは、
周囲の理解が不十分だったり、
業務が属人化していたりするからです。
五月雨では、
チーム全体で業務を共有する体制を強化し、
特定の誰かに負担が偏らないようにします。
また、
定期的な面談やチームミーティングを通じて、
社員一人ひとりの状況を把握し、
仕事とプライベートのバランスについて気軽に話せる雰囲気づくりを徹底します。
2. 「テクノロジー」の活用
会議はオンラインで参加できるようにしたり、
チャットツールを活用して場所や時間に縛られないコミュニケーションを促進したりするなど、
ITツールを積極的に活用します。
これにより、
介護や育児といった事情があっても、
社員が効率的に業務を進められる環境を整備します。
3. 「個」に寄り添うフレキシブルな対応
制度を基本としながらも、
社員一人ひとりの事情に合わせた柔軟な対応を重視します。
たとえば、
「子どもの夏休み期間だけ短時間勤務を利用したい」
「親の介護で一時的にリモートワークを増やしたい」
といった個別のニーズにも耳を傾け、
最適な働き方を共に探していきます。
最後に
「制度がないから柔軟な対応をする」という考え方から、
「制度を土台として、さらに柔軟な対応を積み重ねる」という考え方へ。
これが、五月雨が考えるこれからの両立支援のカタチです。
社員が安心して働き続けられる企業であるために、
今後も時代に合わせた働き方を追求し、
より良い両立支援の実現に向けて取り組んでまいります。
