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日常

2025/09/15

「闇バイト」の甘い誘い:SNSで広がる危険な「仕事」

「闇バイト」の甘い誘い:SNSで広がる危険な「仕事」

 

「楽して稼げる」「高収入」「日払い」
SNSのタイムラインや掲示板で、
こんな魅力的な言葉に惹かれたことはありませんか?

その誘いの多くは、
実は「犯罪実行者募集情報」です。

これは、特殊詐欺や強盗など、犯罪の実行役を募るための情報のこと。
多くの場合、「運び屋」や「受け取り役」といった形で募集され、
一見すると犯罪とは分からないように装われています。

しかし、一度関わってしまうと、
取り返しのつかない事態に巻き込まれてしまいます。


 

なぜ、SNSが犯罪の温床になるのか

 

近年、
このような犯罪実行者募集情報がSNSで拡散される背景には、
匿名性の高さがあります。

指示役と実行役が直接顔を合わせることなく、
メッセージのやりとりだけでやり取りが完結してしまうため、
警察に捜査されにくいという特徴があります。

このような犯罪は、
匿名・流動型犯罪と呼ばれています。

これは、指示役(黒幕)が匿名で、
犯罪のたびに実行役を募集し、
使い捨てのようにする手口のこと。

実行役の身元がわからないようにすることで、
犯罪組織全体の摘発を難しくしようとします。


 

あなたを狙う「特殊詐欺」の手口

 

犯罪実行者募集情報の大部分を占めているのが、特殊詐欺です。
特殊詐欺とは、対面せずに、電話やメール、SNSなどで相手を騙し、
お金をだまし取る犯罪のことです。

「オレオレ詐欺」や「還付金詐欺」などがこれにあたります。

闇バイトの募集でよく見られるのは、
この特殊詐欺の「受け子」や「出し子」の仕事です。
U(受け子)とかD(出し子)とか言ったりします。

彼らは、被害者から現金やキャッシュカードを直接受け取ったり、
だまし取った口座からお金を引き出したりする役割を担わされます。


 

甘い言葉の裏に潜む、深刻な結末

 

警察庁が公開している文書の最後に、
「犯罪に加担しようとしている方へ」とQRコードが記載されているのは、
まさにこの現状を反映していると言えるでしょう。

これは、
すでに闇バイトに興味を持ってしまったり、
関わり始めてしまった人々への、
最後の警告であり、助けを求めるための窓口なのです。

SNSで見かける甘い誘いには、
必ず裏があります。

犯罪の実行者となってしまえば、
たとえ「知らなかった」としても逮捕され、前科がつき、
その後の人生に深刻な影響を与えます。

もし「おかしいな」と感じたら、
その誘いには絶対に乗らないでください。

そして、
もしすでに巻き込まれてしまっている場合は、
一人で抱え込まず、
すぐに警察や弁護士に相談してください。

 

ただ
そのQRコードすら
ウソサイトなんじゃないかと疑った方が良い世の中です。

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