大手の「ふんわり募集」に騙されるな!知恵を搾取されないための防衛策
公募マッチングサイトなどで
「我が社は一気通貫の体制を持っています!」
「さらなる価値向上のため、異業種パートナー募集!」
といった、一見華やかな大手の募集をよく見かけます。
でも、ちょっと待ってください。
その募集要項、よく読むと「具体的に何を求めているか」が
さっぱり書かれていなかったりしませんか?
「詳細は、商談の場でお伝えします」
「集まった提案を見ながら、内容を絞り込みます」
……これ、実はめちゃくちゃ危険なサインです。
要するに、相手はリスクを一切負わず、
こちらの具体的なノウハウやアイデア(知恵)だけを
タダで品定めしようとしている可能性があるのです。
特に、技術や尖った強みを持つ小さな会社ほど、
「選ばれたい!」と思う一心で、
最初の提案書に手の内をすべて書いてしまいがち。
悲しいかな、世の中には
アイデアだけを綺麗に搾取して、
「今回は見送ります」と去っていくずるい相手もいます。
だからこそ、私たちは「打席(商談)」の使い方を変えなければなりません。
最初の書類選考の段階では、
「何ができるか(実績の枠組み)」だけをうっすら見せる。
「どうやるか(核心のノウハウ)」は絶対に書かない。
そして、提案書の最後にこう一筆添えるのです。
「具体的なソリューションについては、
秘密保持契約(NDA)締結後の商談にて開示いたします」
本当にお互いを尊重し、ビジネスをする気がある相手なら、
このガードの固さを「プロとしての信頼感」と捉えてくれます。
逆に、これで会ってくれないような相手なら、
最初からただの情報収集目的(ハズレ案件)だったということ。
大切な自社の知的財産を守るために。
ふんわりした募集には、こちらも「戦略的なふんわり」で返し、
安全な打席を勝ち取りにいきましょう!
