人事に必要なのは犯罪者を見抜く能力
人事に必要なのは犯罪者を見抜く能力
案外
近くに居たりする犯罪者
警察24時を見ると
いろいろ思うところありますね
とういうワケで
五月雨で総務をやるなら
新人でも、最低限頭に入れておいてほしい
企業での犯罪を書いておきます。
業務上横領罪
人から預かっている金品を自分のものにする
集金したお金を懐にいれるやつ
産廃として有価物(鉄やらステンレスやら銅線やら)を売りに行って
懐にいれるのは業務上横領
窃盗罪
預かっていない金品を自分のものにする
「現金の横領」:経理と営業、店長がやるやつ
「預金の横領」:経理が自分の口座にガリガリ振込やつ
「切手や印紙の横領」:一般事務がやるやつ
背任罪
他人のためにその事務を処理する者が、その任務に背く
会社の取引先から受け取ったキックバックを私的に利用するがよくあるパターン
立場を利用して、仕入先の営業マンを呼び出しご飯をおごらせるのは背任罪
贈賄罪
仕入先に対して不正な利益を与える目的で食事をおごり、
見返りとして不正な便宜を図ってもらおうとする場合
必要以上の請求を受け入れるから
風俗に連れていけ
はコレ
詐欺罪
人を欺いて財物を交付させる
交通費の不正受給(電車で通ってます!でも、ホントは自転車通勤です)は詐欺罪
上記は犯罪なので
刑事事件になります。
民事事件というのは
事件とは呼ぶものの
会社(法人)を含めた、
犯罪ではない
人同士のトラブルを民事事件と言います。
企業での犯罪を摘発したりするのは
どの部署がどんな犯罪を犯せるのか
認識しておくことです。
人を憎まず、仕組みを憎め
要は犯罪ができる仕組みがダメだ
というわけです。
この考え方は
業務トラブル対策にも使えるし
どの業務でどんなトラブルが起きるのか
この仕事の仕方の穴はどこなのか?
という視点が大事なわけです。
こういう積み重ねの経験値が
センス
だというわけです。