広告の精霊チラシ座敷童を作ってみた
広告の精霊チラシ座敷童を作ってみた
※これは完全なる作り話です。
チラシ座敷童(ざしきわらし)
は
チラシをこよなく愛する
精霊だよ
おかっぱ頭で
丸顔で
背が低め
なので
童(わらべ)=子供
とされているけれど
詳しいことは
わかっていなんだよ
なぜなら
チラシ座敷童は
めちゃくちゃ数字に強いんだよ
住み着いた家に
入ってくる
チラシのお店の
底値は
リアルタイムで把握しているよ
つまり
何を買う
か決まっていると
どこで買うかも
決まっているんだよ
特に
週末の朝に現れやすくて
開店一時間前の
だいたい9:00には
当日の
10:00開店を
どこで迎えるか決めているよ
そうだよ
外に出ていくタイプの
精霊だよ
10:00開店のお店では
お肉やお魚、冷凍食品は
買わないよ
基本
12:00までに
最低でも3件は回るよ
概ね11:30には戻って来るよ
チラシ座敷童は
料理も作るよ
お昼ご飯を作りながら
チラシ座敷童は考えるよ
広告を見て買ったのに
あとから行った店のほうが
チラシの商品より安いときがあるよ
これは
精霊の名折れだよ
そんなときのお昼は
赤味噌の味噌汁を作るよ
悔し涙を赤味噌が
忘れさせてくれるんだよ
基本
食べれば忘れるよ
ただ
底値の情報だけは
刻印を打ったかのように
強くインプットされるよ
さしずめ
会計ソフトの商品マスタ
みたいな能力だよ
そんなチラシ座敷童は
基本部屋の隅で
体操座りをしながら
各店のチラシをめくりながら
太い黒ペンで
目玉商品に太丸をつけていくのが
楽しんだよ
あたなの家にも
チラシ座敷童が現れるかもしれません。
記念すべき100投稿目が
くだらない記事となってしまった。