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業務改善

2026/07/04

若手がすぐ辞める会社と続く会社、最初の3ヶ月で決まる?

せっかく採ったのに、また辞めてしまった

苦労して採用した若手が、数ヶ月で辞めてしまう。
「今どきの子はすぐ辞めるから」と言いたくなる気持ちは、よく分かります。

求人にかけた手間もお金も、また一からやり直しです。

ただ、辞めていく若手の多くは、仕事そのものが嫌になったというより、
「ここでやっていけるのか分からない」という不安をずっと抱えたまま、
答えが出せずに離れていくケースが多いようです。

まぁほとんどの人がやっていけないんですけどね。

だって人間関係の構築の仕方が昭和や平成と違うんだもの。

 

そしてその答えが出るか出ないかは、
入ってからの最初の3ヶ月あたりで、
だいたい決まってきます。

 

これは、3の法則で、令和だと

3時間、3日、3週間だと個人的には感じています。

つまりGWには一定数辞めきると思うわけです。

 

 

 

逆に言えば、
最初の3ヶ月をどう過ごしてもらうかを少し工夫するだけで、
続く人はぐっと増えます。

 

が、やめてほしい人の定着率もグッと上がるので
箸にも棒にも掛からぬ人を採用してしまうと
経営課題の最優先に躍り出てくるので
採用担当の人は、経営者の感覚で臨まないといけません。

 

 

大がかりな制度をつくる必要はありません。
日々のちょっとした関わり方の話です。

 

が、普段から雑なコミュニケーションをしている会社であればあるほど
直すのはめちゃくちゃ難しいです。

 

 

わたし自身、入社初日から呼び捨てされると
結構な確率で嫌いになります。

という発言はしてないのに、
なぜかちゃんとしてくれる方々は、
さん付けで呼びかけてくれます。

 

 

「見て覚えろ」だけだと、不安が積もる

昔ながらの「見て覚えろ」は、それができる人にとっては良い育て方です。
でも、入ったばかりの若手にとっては、何を見ればいいのか、
今できているのかどうかも分からず、不安だけが積もっていきます。

 

なんでもかんでも教えてもらうのが当たり前の状況や
質問したら答えてもらえるのが当たり前の環境で生きてくると
意地悪な人の対応はかなり難しいと思います。

 

製造の現場なら、「今日はこの工程だけ覚えよう」と範囲を区切ってあげる。
建設の現場でも「今日は道具の名前と置き場所を覚えたらOK」と、
その日のゴールを小さく示すだけで、若手は「できた」という手応えを持てます。

フィジカルAI(ロボット)が導入できればそんな気遣いもなく
テキスト読ませたら、プロレベルの実務をしてくれるんでしょうけど

 

飲食店で最初からフルで接客に立たせると、失敗して落ち込むだけになりがちです。「今週は下げ物とドリンクまで」と決めてあげると、
本人も落ち着いて覚えられます。

できることを一つずつ増やしていく感覚を持ってもらうのが、
最初の3ヶ月のいちばんの狙いです。

 

最近は、接客サービスをちゃんとできる人間が減ったので
見て覚える、素敵なパフォーマンスを見る機会が減りました。

 

高級旅館に行ったからと言って
素敵なサービスが受けられるかというと難しい時代です。

 

 

一日5分の「どうだった?」が効く

若手が辞める前には、
たいてい「相談できる人がいなかった」という気持ちがあります。

忙しい現場では、わざわざ時間を取るのは難しいものですが、
一日の終わりに5分でいいので「今日どうだった?」と声をかけるだけで、
ずいぶん違います。

そもそも論、若手とひとくくりで語ること自体ナンセンスです。

優秀な若手と優秀でない若手では、扱いを変えるのが普通で
優秀でない若手が残り、優秀な若手がやめるという企業さんの方が多いです。

 

大事なのは、こちらが指導する時間にしないこと。

「困ったことなかった?」と聞いて、本人の話をただ聞く。
それだけで「気にかけてもらえている」と感じてもらえます。

ITの会社のように在宅がまじる職場でも、
短いチャットのやりとりを一日一回はさむだけで、孤立感はかなり和らぎます。

説教の時間ではなく、様子をたずねる時間。
この違いが、続くかどうかに効いてきます。

もし本人が「特にないです」としか言わなくても、がっかりしないでください。

最初はそれでいいんです。
声をかけ続けているという事実そのものが、若手にとっては「見てもらえている」という安心につながります。

答えを引き出すことより、続けることのほうが大事です。

「なぜやるのか」を一言そえる

若手は、言われた作業の意味が分からないと、
やらされている感覚になります。

「この部品はここに入るから、バリが残ってると組み立てで困るんだ」と、
なぜやるのかを一言そえるだけで、仕事が自分ごとになります。

飲食店で「このお皿の拭き方はお客さんに水滴を見せないため」と理由を伝える。
建設で「ここを丁寧にやると、後の工程がすごく楽になる」と伝える。

理由が分かると、若手は自分で考えて動けるようになり、それが本人の自信にもつながっていきます。

今日からできる、小さな一歩

まずは今いる若手に、一日の終わりに「今日どうだった?」と声をかけるところから始めてみてください。返ってくる言葉は短いかもしれませんが、続けるうちに、少しずつ本音が出てくるようになります。制度を整えるのは、その後で十分です。

五月雨では、こうした受け入れの仕組みづくりを含め、
中小企業の業務改善やDXのお手伝いをしています。

人が続かなくてお困りのときは、気軽に声をかけてください。

このブログのような、
きれいごとでの対応も
途中途中差し込んであるリアルな対応も
どちらでも完備しております。

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