ビジネスと人間関係で一番大切な「誠実さ」について思うこと
仕事を続けていてつくづく感じるのは、最後にものを言うのは「誠実さ」だということです。特別なテクニックよりも、ごまかさず、約束を守る積み重ねが、信頼と次の仕事を連れてきてくれる気がしています。
誠実さって、結局なんだろう
誠実さと聞くと、なんだかかたい言葉に感じます。でも中身は、案外ふだんの小さなことの集まりだと思っています。
- できないことを「できる」と言わない
- 約束した日時や内容をきちんと守る
- ミスをしたら、隠さずに正直に伝える
どれも当たり前のことばかりです。けれど、その当たり前を毎回ていねいに続けるのは、思っているよりむずかしいものだなと感じます。
なぜ誠実さが信頼につながるのか
人は、相手の言葉そのものより「この人は約束を守る人かどうか」を見ているのだと思います。一度「この人は大丈夫」と感じてもらえると、こまかい説明をしなくても任せてもらえるようになります。
逆に、その場をうまくやり過ごすために少しごまかしてしまうと、あとで必ずどこかにひずみが出ます。信頼は、積み上げるのに時間がかかり、崩れるのは一瞬です。だからこそ、目の前の一つひとつに誠実でいたいと思っています。
もうひとつ感じるのは、誠実さは相手のためだけのものではない、ということです。正直でいると、自分の中に「うしろめたさ」がたまりません。あとで取りつくろう必要がないので、心が軽いままでいられます。結局のところ、誠実でいることは、自分自身がいちばん気持ちよく働くための土台でもあるのだと思います。
仕事につながるのは「次もこの人に」という気持ち
ありがたいことに、新しいご相談の多くは、以前ご一緒した方からのご紹介やリピートです。これは、特別なことをしたからではなく、地味でも誠実に向き合ってきた結果なのかなと、勝手に受け止めています。
- 困りごとに正面から付き合う
- 都合の悪いことも先に伝える
- できる範囲とできない範囲を正直に話す
こうした姿勢が、「次もこの人にお願いしよう」という気持ちにつながっているのだとしたら、これほどうれしいことはありません。
五月雨が大切にしていること
五月雨では、心理的安全性と透明性を大事にしています。むずかしく言っていますが、要するに「正直に話せる関係でいたい」ということです。良い報告も悪い報告も、隠さずに共有できる相手だからこそ、早めに手を打てて、結果として良い仕事につながると信じています。
誠実さは、すぐに成果が見える派手なものではありません。それでも、長く続けていく中でいちばん効いてくるのは、やっぱりここなのだと思います。派手な言葉やうまい売り込みは一瞬の印象を作れても、信頼は地味な積み重ねからしか生まれないと感じています。週末のひととき、自分自身への戒めもこめて、こんなことを考えていました。
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