「理想の会社像」は、自分のコンプレックスの裏返しでしかないという話
1. 理想を語る自分への違和感
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「いい加減な仕事はしたくない」と口では言いながら、
ふと振り返ると、
相手によっていい加減な対応をしてしまっている自分に気づくことがあります。 -
この「理想と現実のギャップ」に対する、なんとも言えない気持ち悪さについて。
ことの発端は、
時々考える
どんな会社にしたいですか?
って質問に回答するときに
いい加減な仕事しない会社にしたいな
って思ったわけです。
しかしながら
お客さんによってはいい加減な対応をした(後追いしてないなって)
反省をすることもしばしば
これって、なりたい自分やこうしたい会社って裏返しじゃない?と思ったわけです。
なぜ今まで気づかなかったんだろう
転職活動をしているときに
求人票の条件に
コミュニケーション力のある人って書いてある会社は
コミュニケーション全然取れてない定説あるくらいなのに
2. 他人の言葉に見た「対極」の虚しさ
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かつて、
廃業していった社長さんが
「これからはインテリジェンス(賢い、頭脳的)な経営をしたい」と語っていた。 -
正直、当時の自分は「頭が追いついていないのに、何を言っているんだ」と冷ややかに見ていた。
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でも今ならわかる。人は、自分に一番欠けているもの、自分とは正反対のものを「理想」として掲げてしまう生き物なのだと。
3. 「なりたい姿」の正体
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「スピード経営」を掲げる人は、本当は決断が遅い自分を怖がっている。
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「誠実」を連呼する人は、どこかで損得勘定をしている自分を隠したい。
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理想とは目標ではなく、実は自分の「欠乏」や「弱点」を知らせるアラート(警報)のようなもの。
4. 理想を「呪い」にしないために
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自分の対極を追い求めすぎると、本来の自分の強み(泥臭さや現場感)まで殺してしまう。
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「ああ、今自分は対極を求めているな」と客観視することで、身の丈に合った一歩が踏み出せる。
5. 結び
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立派なスローガンを掲げる前に、まずは自分の「いい加減さ」や「格好悪さ」を認めることから始めたい。
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それが、結局は一番「いい仕事」に繋がる気がしている。
