【Tableauの話】計算の優先順位(クエリパイプライン)
計算優先順位:各機能の意味と使い方
【Tableauの話】Tableau用語集(ひとこと整理)
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1. 抽出フィルター
意味: データを「取り出す段階」で絞り込む最強のフィルター。
使い方: 数億件あるデータから「今年の分だけ」に絞って、
パソコンの動作を軽くしたい時に使います。
操作: データソース画面の右上スイッチから設定します。
2. データソースフィルター
意味: Tableauに読み込んだ後、全体の「前提条件」にするもの。
使い方: 「退職者を除いた社員データだけ」など、
分析の邪魔になる値を最初から消しておきたい時に使います。
3. コンテキストフィルター
意味: 他のフィルターよりも「先に」実行させる優先枠。
使い方: 「関東地方」で絞り込んだ後、その中で
「売上トップ10」を出したい時などに必須の機能です。
操作: フィルター棚の項目を右クリック > コンテキストに追加。
4. FIXED LOD
意味: 画面のフィルターを無視して「計算を固定」する魔法。
使い方: 「顧客ごとの初回購入日」などを、
他の絞り込みに左右されずに算出したい時に使います。
5. ディメンションフィルター
意味: 最もよく使う、項目(青い色)での絞り込み。
使い方: カテゴリ別や地域別など、
グラフに表示する中身をパッと切り替えたい時に使います。
6. INCLUDE / EXCLUDE LOD
意味: 画面の粒度を「加える(IN)」か「無視する(EX)」計算。
使い方: 「グラフには出していない詳細な粒度」で
平均を出したい時など、少し高度な分析で活躍します。
7. メジャーフィルター
意味: 集計された「合計値や平均値」での絞り込み。
使い方: 「売上の合計が100万円以上の店舗だけ」など、
計算結果を見てから絞り込みたい時に使います。
8. 表計算(ランキング・前年比など)
意味: 全ての処理が終わった後、最後に「お化粧」する計算。
使い方: 「全体の何%か」や「累計」など、
目に見えている数字を使って再計算する時に使います。
優先順位で迷わないために
Tableauで「思った数字が出ない!」という時は、
この優先順位のどこかで計算が止まっていることが多いです。
特に「FIXED(4番)」は「ディメンションフィルター(5番)」より先
という点は、試験でも実務でも一番のハマりポイントですよ。
まずは「上にあるものほど影響力が強い」と
イメージしておくだけで、解決が早くなります。
一緒に少しずつ慣れていきましょうね。
覚え方のコツ
特に迷いやすい「3〜5番」は、
「コン・フィ・ディ」
とリズムで覚えるのがコツですよ。
・コン:コンテキスト
・フィ:FIXED
・ディ:ディメンションフィルター
この順番さえ押さえておけば、
「フィルターをかけているのに合計が合わない!」
というトラブルをぐっと減らせます。
