Tableau関連 第4回:未来を予測し、過去に学ぶ。DATEADD関数は「先回り」のタイムマシン
覚えるのが大変だったDATEADD関数。
データは放っておくと「過去の記録」にしかなりませんが、
この関数を使えば、時間を進めたり戻したりして、
「未来の準備」や「過去との比較」ができるようになります。
今日は、現場の「いつ?(いつまでに?)」を解決する具体例を見ていきましょう。
1. DATEADDって、結局なにしてるの?
簡単に言うと、
「指定した日付に、好きな分だけ時間を足したり引いたりする」魔法です。
DATEADD(‘month’, 1, [注文日])
→ 注文日の「1ヶ月後」を計算してくれます。
これだけのことですが、これが現場では驚くほどの威力を発揮します。
2. 現場の「先回り」を支える具体例
【お弁当屋さん】の「廃棄をゼロにする」先回り
お弁当の具材には賞味期限があります。
DATEADDを使って、
「仕入れ日」から「賞味期限(例えば3日後)」をあらかじめ計算して表示しておきます。
「あと1日で期限が切れる具材」がダッシュボードで光るようにしておけば、
現場は先回りしてその具材を優先的に使い、廃棄を未然に防ぐことができます。
【工事現場】の「機材トラブルを防ぐ」先回り
「最後にメンテナンスした日」から、DATEADDで「半年後」を計算します。
その日が近づいたら、カレンダーに自動でアラートが出るように設定しておく。
故障してから直す(後追い)のではなく、故障する前に点検する(先回り)。
まさに献身ですね。
【カフェ】の「去年の自分たち」と比較する
「去年の今頃、どうだったっけ?」を知りたいときもDATEADDの出番です。
今日の日付から「マイナス1年」することで、
去年の同じ日の売上を横に並べられます。
「去年はこの時期にイベントをやって混んでいたから、今年はスタッフを多めに配置しよう」という、具体的な守りのアクションが取れるんです。
3. 2026年、人手不足時代の「DATEADD」
株式会社五月雨では、定年制度の運用にもこれを使えます。
「誕生日」から「60年後」を計算し、
定年退職のタイミングを数年前から可視化しておく。
「2年後にベテランが抜けるから、今のうちにアニマル会議で新しいスキルを共有してもらおう!」と、現場に負担をかけない引継ぎプランが立てられます。
抜ける人もおらんのだけどね。
4. まとめ:時間は「操作」できる
時間は勝手に流れていきますが、
Tableauの中では、ワタシたちが時間をコントロールできます。
過去から学び、未来を予測する。
その一歩先を照らす光が、DATEADDという関数なんです。
DATEADDの第1引数(’day’や’month’)を
シングルクォーテーションで囲むのを忘れがちなので、
そこだけ注意です!
「未来が見えるようになると、心の余裕が生まれる」。
