【時短術】大量のファイルを一括でリネーム(名前変更)する決定版ガイド
「100個あるファイルの名前を一つずつ打ち直す…」そんな不毛な作業はやめましょう!
Windowsの強力な無料ツールを使って、複雑な名前変更を一瞬で終わらせる方法を、よくある3つのケースに絞って解説します。
準備:まずは「PowerToys」を導入しよう
今回メインで使用するのは、Microsoft公式の無料拡張ツール「PowerToys」に含まれる「PowerRename」という機能です。
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Microsoft公式サイト から PowerToys をインストールします。
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インストール後、ファイルを右クリックしたときに「PowerRename で書き換え」というメニューが出ていれば準備完了です。
ケース1:名前と日付の順番を入れ替えたい
(例:議事録_20240115 → 20240115_議事録)
ファイル名に日付が入っている際、先頭に日付を持ってくると並び替えがスムーズになります。
手順
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対象ファイルをすべて選択
> 右クリック
> 「PowerRename で書き換え」をクリック。 -
左上の検索窓に以下をコピーして貼り付けます。
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検索:
(.*)_(20\d{6}) -
置換:
$2_$1
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「プレビュー」を確認し、日付が前に来ていることを確認して「適用」を押します。
解説:
$2(2番目の塊=日付)を$1(1番目の塊=名前)の前に出す、という命令をしています。
ケース2:特殊文字(①など)を「01」などの2桁連番に変えたい
(例:企画書① → 企画書_01)
「①」などの環境依存文字はシステムエラーの原因になることも。綺麗な「01, 02…」という連番に直しましょう。
手順
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PowerRenameを起動。
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まずは「①」などの文字を消去します。
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検索:
①(消したい文字) -
置換: (空欄にする) > 一旦「適用」
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次に連番を振ります。
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検索:
(.*) -
置換:
$1_${start=1; padding=2}
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これで、ファイル名の末尾に
_01_02と桁が揃った番号が入ります。
ケース3:マニュアル用に「連番+ファイル名」にしたい
(例:概要.pdf 操作.pdf → 01_概要.pdf 02_操作.pdf)
マニュアルを作成する際、ファイルを正しい順序で並べるために先頭に番号を振る方法です。
手順
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PowerRenameを起動。
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以下のように入力します。
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検索:
^(これは「先頭」という意味の記号です) -
置換:
${start=1; padding=2}_
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プレビューを見ると、すべてのファイル名の先頭に
01_02_…と追加されます。 -
「適用」をクリックして完了。
💡 作業時のポイント
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バックアップを忘れずに: 慣れるまでは、念のためフォルダごとコピーして「練習用」で試してから本番を行いましょう。
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正規表現をオンにする: PowerRenameの画面で「正規表現を使用する($.*)」というアイコンがオンになっていることを確認してください。
まとめ
一括リネームをマスターすると、これまで数十分かかっていた整理作業がわずか10秒で終わるようになります。ぜひ活用して、業務効率をアップさせましょう!
不明点があれば、システム担当のコダマまでお気軽にご相談ください。
