【危険な交差点の対策】警察・自治体に要望書を出すための完全マニュアル
あなたの生活圏にある「見通しの悪い危険な交差点」を放置するのはやめましょう。
当社の隣接する十字路では、
見通しが悪いにも関わらず
高速で走り抜ける車が結構多いです。
そのうち重大事故になることは時間の問題です。
なので重大事故が起こる前に、行政に改善を求めるための具体的な手順と、要望書の書き方を解説しておきます。
ステップ 1:要望書を提出する「宛先」を決める
道路の安全対策は、その内容によって管轄する機関が異なります。
あなたの交差点に必要な対策に応じて、宛先を選びましょう。
| 対策の種類 | 宛先 | 連絡先・提出先 |
| 交通規制(一時停止、速度規制、規制標識) | 所轄の警察署 交通課 | 警察署の代表電話、または直接交通課窓口 |
| 道路構造物(ハンプ、狭窄、カーブミラー、街路灯) | 市区町村役場 道路管理課 | 市区町村役場の代表電話、または担当課窓口 |
💡 ポイント: 規制も構造も両方必要な場合は、まずは警察署の交通課に相談し、その後、道路管理課にも同じ要望を出すのが効率的です。
ステップ 2:要望に必要な「証拠と情報」を整理する
要望書に説得力を持たせるため、以下の情報を集めます。
① 現場の基本情報
| 項目 | 記載内容 |
| 場所 | 正確な住所(例:〇〇市〇〇町1丁目2番地付近) |
| 交差点名 | 交差点名(なければ「〇〇様宅前のT字路」など) |
| 対象道路 | 市道、県道、生活道路など(不明でも可) |
② 危険な現状の具体的情報
これが要望書の核となります。定量的・客観的な情報を盛り込みましょう。
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危険な状況: 「見通しが悪い」「高速で通過する車が多い」「歩行者が危険」など。
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具体例: 「通勤時間帯(朝7〜8時)は特に速度超過車両が目立つ」「過去〇年でヒヤリハットが〇件あった」
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写真・動画:
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交差点全体の写真(見通しの悪さが伝わるように)
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要望箇所(一時停止がない場所など)のアップの写真
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ドライブレコーダーなどの危険走行の動画(任意)
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ステップ 3:要望書のテンプレートと書き方
要望書は、手書きでもパソコン作成でも構いません。丁寧かつ簡潔にまとめましょう。
📄 【要望書フォーマット例】
### 交通安全対策に関する要望書
#### 1. 提出年月日
令和〇年〇月〇日
#### 2. 提出先
〇〇警察署長 様
(または 〇〇市長 〇〇課長 様)
#### 3. 提出者
〇〇町 交通安全を願う住民一同
(または 〇〇株式会社 〇〇代表)
**住所**:
**氏名**:
**連絡先**:
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#### 4. 要望箇所
〇〇市〇〇町1丁目2番地先の交差点(〇〇様宅前)
#### 5. 現状の危険性
本交差点は、幅員が狭い生活道路であるにもかかわらず、周辺住民の抜け道として利用され、通過車両による著しい速度超過が常態化しています。特に交差点内は見通しが悪く、一時停止規制がないため、現状は**極めて重大な事故発生の危険性が高い状態**にあります。
(過去には〇〇というヒヤリハット事例がありました。)
#### 6. 要望する対策
つきましては、下記(別紙参照)の対策を早急にご検討・実施していただきますよう強く要望いたします。
| 優先度 | 区分 | 具体的な対策内容 |
| :--- | :--- | :--- |
| 最優先 | 交通規制 | 一時停止規制の設置(特に見通しの悪い〇〇方向の道路) |
| 次点 | 道路構造 | 速度抑制ハンプ(盛り上がり)の設置または狭窄化 |
| 次点 | 注意喚起 | カーブミラーの設置および交差点への注意喚起路面標示 |
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#### 7. 結び
住民一同、安心して通行できる道路環境の実現を心より願っております。早急な対応をお願い申し上げます。
ステップ 4:要望書の提出と問い合わせ
要望書が完成したら、いよいよ提出です。
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提出方法:
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窓口に持参(推奨): 担当部署の窓口に持参し、直接口頭で危険性を説明するのが最も効果的です。担当者に要望書を渡す際、必ず控え(コピー)を受け取ってもらいましょう。
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郵送やメールで提出することも可能ですが、対面での説明が最も熱意が伝わります。
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問い合わせ:
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要望書提出後、1ヶ月程度を目安に進捗状況を問い合わせてみましょう。
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「現場確認はしていただけましたか?」「〇〇という対策は実現可能でしょうか?」など、具体的な質問をすることで、行政の動きを促すことができます。
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このマニュアルを活用し、皆さんの行動が安全な道路環境につながることを願っています。
