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日常

2025/10/15

【デジタル推進委員の気づき】「わからーん」と去ったおじいちゃんから学んだ、本当に必要なデジタル支援とは

先日、工事の親方と家電量販店に行った時のことです。

 

パソコンコーナーに、
少し足元がおぼつかないご高齢の男性が立っていました。

 

熱心に画面を見つめていたので、
「お年寄りなのに熱心だ、偉いな」と感心していました。

 

しかし、しばらくするとそのおじいちゃんは、

 

わからーん!

 

と大きな独り言を言い、
肩を落としてよちよちと帰っていきました。

 

この光景は、
デジタル推進委員として活動する私の胸に、深く突き刺さりました。
というのはウソで、「かわいそう」と思っただけです。

 

 

 

ですが、
ワタシはこの「わからーん」という一言を、他人事にしてはいけない。

 

この出来事が、ワタシの仕事の根本的な目的を問い直すきっかけになりました。

 

 


 

デジタル化の「建前」と「おじいちゃんの現実」

 

なぜ、国や社会はデジタル化を推し進めるのでしょうか?

 

それは、少子高齢化が進む日本において、
「一人が三人分の成果を出せるようにする」ためです。

 

生産性の向上と業務の効率化は、
社会の持続可能性を保つための
「建前(=経済的な大義名分)」

として間違いなく重要です。

 

 

しかし、
この「建前」を現場に押し付けたとき、
あの家電量販店のおじいちゃんの悲劇が生まれます。

 

 

おじいちゃんにとってパソコンは、
「生産性を上げる道具」でも「最新技術」でもなく、
ただの「巨大で複雑な壁」だったのです。

 

「デジタルが苦手だと取り残される」という
空気感 が、
おじいちゃんを圧迫し、
「わからーん」という諦めの言葉
となってしまったのではないでしょうか。

 

デジタルを、単に「便利になるから」と押し付けるのではなく、
なぜおじいちゃんがデジタルに興味を持ったのか、
その「本音の目的」に目を向けるべきです。


 

「平等」か「公平」か? リンゴと箱の教訓

 

この問題は、
しばしば「公平(Equity)」と「平等(Equality)」の議論に置き換えられます。

 

リンゴの木があって
背の高い人と低い人がいて
箱に乗って獲る
ときのお話

 

平等(Equality)
すべての人に
同じ箱(同じスマホ、同じ講習)を配ること。
→ 背の低いおじいちゃんには届かない。

 

公平(Equity)
人それぞれの状況に応じて
必要な箱(アナログな代替手段、個別相談)
を用意し、
同じ機会を得られるようにすること。

 

デジタル推進が目指すのは、
「機会の公平性」です。

 

デジタル化が進んでも、
生活の基盤となる行政サービスや緊急時の情報へのアクセスが、
一部の人にだけ困難になるのは、
現代社会において許されない「不公平」です。

 

社会基盤としては、
デジタルが苦手な人には、
窓口や紙、電話といった
「二段重ねの箱」を用意する必要があると考えています。


 

究極の目的:「生産性」よりも「ヒューマンリレーション」

 

しかし、
ワタシの最終的な気づきは、
この「公平性」のさらに先にありました。

ワタシは、
単に「リンゴを取る(便利になる)」機会を平等に与えるよりも、
あの
おじいちゃんが「誰かと友達になる」機会を作ることの方が、
本当は重要なのではないか、
と考えました。

 

近くにいたワタシが友達だったとしたら

〇〇さん、こんにちは!パソコンされるんですか?

 

と声をかけるかもしれないし

 

 

おぉ、コダマちゃん、いいところに居たわ、こーゆーの詳しい?

 

って聞いてくれたかもしれません。

 

 

なぜなら、
この世はどの業界でもヒューマンリレーション(人間関係)が基本だからです。

 

 

世界を動かすのは、
学歴や経歴ではなく、
個人が持つ「個性」であり、その個性や趣味の「重なり」が、
コミュニティの繋がりや、社会の新しい活力を生み出します。

 

 

あの「わからーん」という諦めの裏には、
「新しい趣味仲間と繋がってみたい」
「遠くに住む孫に自分の写真を見せたい」といった、
人とのつながりを求める純粋な欲求があったのかもしれません。

 

 

【デジタル推進委員としての決意】

ワタシたちの真の使命は、単なるITツールのインストラクターではありません。

でも、ほとんどの人(デジタル推進委員)が
何やっていいか分からない迷子ライセンスです!

実に無意味!

そんなボヤキは笑い飛ばして

 

デジタル技術を、
人々の「個性」と「個性」を繋ぎ、
物理的な孤立を防ぎ、

 

地域に活力を生むための「橋渡し役」として機能させること。

 

これこそが、
「誰一人取り残さない」社会の実現であり、
少子高齢化社会の閉塞感を打破する鍵だと確信しています。

 

「わからーん」と去ってしまう人がゼロになるよう、
テクノロジーの裏にある人の心に寄り添い、
アナログな温かさを持ったデジタル支援をしていきます。

 

 

 

まぁ早速、知らないおじいちゃん見捨ててるけどね

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