運送業社数をフェルミ推定してみる
運送業社数をフェルミ推定してみる
ある日、お客さんと共に移動する日がありまして
トラック多いなー
それでも、人手不足なんですよね運送会社
という会話から
全国に、運送会社って何社あるんだろう
という話になりまして
そんなときはフェルミ推定です。
答えから言うと
国土交通省の統計によると、
令和4年度の全国の貨物自動車運送事業者の数は約6万3,000社です。
それをフェルミ推定で考えて行きます。
フェルミ推定の前提条件
日本の人口: 約1億2,500万人
1世帯あたりの人数: 約2.5人
日本の世帯数: 1億2,500万人 ÷ 2.5人 = 5,000万世帯
年間における各世帯が利用する運送便の回数
平均的な世帯: ネット通販や引越しなどで、年間10回程度利用すると仮定します。
個人事業主や中小企業: 年間1,000回利用すると仮定します。
大企業: 年間10万回利用すると仮定します。
運送会社の業務量からの推定
1. 世帯向けの運送便(宅配便など)
年間運送便数: 5,000万世帯 × 10回 = 5億個
1社あたりの年間平均取扱個数: 大手運送会社は年間数十億個を扱います。
中小企業や個人事業主も含むと、1社あたり年間10万個程度と仮定します。
運送会社の数: 5億個 ÷ 10万個 = 5,000社
2. 事業者向けの運送便(B2B物流など)
日本の企業数: 約400万社
運送便を利用する企業数: 全企業が毎日利用するわけではないため、
全体の20%程度と仮定します。
400万社 × 20% = 80万社
年間運送便数:
中小企業: 75万社 × 1,000回 = 7億5,000万個
大企業: 5万社 × 10万回 = 50億個
合計: 57億5,000万個
運送会社の数:
1社あたりの年間平均取扱個数を上記と同じ10万個と仮定します。
57億5,000万個 ÷ 10万個 = 5万7,500社
最終的な推定
世帯向けと事業者向けの運送会社の数を合計すると、
5,000社 + 5万7,500社 = 約6万2,500社
結構近似値が出せますね
宅配便の末端価格が荷物1個100円だとします
こういうのを知っていると
荷物を投げる配達員さんにも、少し同情する部分があるので
フルスイングではキレれないですね
1社当たり10万個の荷物を1年で配達すると
1カ月では、8,333個
83万3,333円/1社
1カ月を30日として計算すると
1日277.76個を配達して上記の数字になります。
1人1個の荷物を配り続けるとして
1社3人くらいの編成で
めっちゃ忙しくないと採算取れない気がします。
しかもガソリン代や車のメンテナンス費、人件費を払ったら
企業は成長できるのだろうか
