選挙の速報の仕組みを統計学で教えてもらった
選挙の速報の仕組みを統計学で教えてもらった
「まだ全部の票を数えてないのに、どうして当選する人がわかるんだろう?」
って思っていたワタシです。
不正してある組織票が後から足されるから
分かるとばかり思っていました。
この「なんで?」を一緒に考えて、
「統計学(とうけいがく)」を勉強したいと思います。
①開票速報
選挙の日の夜、テレビが選挙まみれで困ります。
まぁテレビ見ないんですけどね。
「〇〇さん当選確実!」とか
「〇〇さんがリードしています!」みたいな
ニュースが「開票速報(かいひょうそくほう)」です。
選挙で入れた紙(投票用紙)は、
全部の人の分を数え終わるまでに時間がかかります。
箱の中で自然に開く紙を使っていたとしてもです。
なのに、どうしてあんなに早く結果がわかるんでしょう
② 全部数えなくてもわかるヒミツ!「出口調査」と「開票率」
実は、開票速報には主に2つの大きなヒミツがあります!
ヒミツその1:出口調査(でぐちちょうさ)
選挙の日に、
投票所から出てきた人に「誰に投票しましたか?」って
聞いてる人たちが「出口調査」です。
これは、
投票した人を直接聞くことで、
たくさんの人の「投票した人」の情報を集めています。
※ウソ言わない前提ってのが平和ボケな気がしています。
この出口調査の結果をすぐに集めて分析することで、
まだ票を数えていなくても
「たぶんこの人が当選しそうだぞ!」
という予測ができますね。
ヒミツその2:開票率(かいひょうりつ)
もう一つのヒミツは「開票率(かいひょうりつ)」。
これは、「全部の票のうち、どれくらいの票を数え終わったか」を表す数字です。
たとえば、
全部で100枚の投票用紙があるとして、
20枚数え終わったら「開票率20%」です。
選挙の開票作業は、
まず一部の投票所から集まった票を先に数え始めることがあります。
ある程度のまとまった票を数え終わった段階で、
「これまでの票だと、〇〇さんがこんなにたくさん票をもらってるよ!」
って教えてくれるのが開票速報ですね。
※大人の事情で、ビリの人が最後いきなり数千、数万単位で
票増えたりするのは不思議ですね
③ 統計学の力!「標本調査」と「予測」
出口調査や、まだ全部の票を数えていないのに結果を予測するというのは、
「統計学」の「標本調査(ひょうほんちょうさ)」
という考え方を使っています。
全部のデータ(全数調査)
例えば、クラス全員に好きなおやつを聞くこと。
これは確実だけど、時間も手間もかかるね。
選挙で言うと、全部の票を数え終わること。
一部のデータ(標本調査)
クラスの代表の子たちに好きなおやつを聞くこと。
全部じゃないけど、だいたいの傾向がわかるね。
出口調査はこれにあたるんだ。
統計学は、
この
「一部のデータ(標本)」から、
「全部のデータ(全体)」が
どうなっているかを予測する勉強です。
もちろん、
一部のデータなので、予測がはずれることもあります。
でも、
たくさんの出口調査の結果を集めたり、
たくさんの票を数えたりすることで、
予測の正確さが高まります。
結局のところ
労力はかかるよねって話です。
