法人設立をしようとする人が読む回
法人設立前に知っておくべき13選
法人を設立する際
知っておくと便利な
13個のポイントを書いておきます。
1. 設立前の経費は法人経費にできる:
法人設立前の準備段階で発生した経費(交通費、交際費など)は、
レシートを保管しておけば法人の経費として計上できます。
設立費 という項目になります。
2. 銀行選び
ネット銀行:手数料が安い、クラウド会計との連携が強い
信用金庫:融資をお願いする時のために、会社設立の最初は
コチラがオススメだそうです。
地方銀行:中小企業に融資をしてくださるのは、ここまで
メガバンクは、中小企業向けには融資してくれないことがあるそうです。
メガバンク:そもそも口座開設拒否(審査が通らない)もよくある
一回審査が通らないと、数年後申請したときに、
その履歴の影響で通るものも通らなくなるそうです。
結論、メガバンクは作らない。
ネット銀行と信用金庫がオススメ。
かくいう当社は、
ネット銀行と地方銀行さんにお世話になっています。
3. 登記場所はバーチャルオフィスは避ける
バーチャルオフィスで登記すると、
銀行から融資を受けられない可能性があります。
実態のあるオフィスを構えるか、
自宅を登記住所とする方が良いです。
バーチャルオフィスで登記できますよ!がウリの会社さんも多いですが
登記と融資は別の話なので
いざという時に、資金調達で苦労する可能性が有ります。
4. 資本金は300万円以上がよい
設立費用に加え、銀行からの融資を受ける際に、資本金が一定額必要となります。
また、消費税の免税期間を長くするためにも、
資本金は1000万円未満に抑えるのがおすすめです。
会社定款出すときも
地味に費用が変わってきますしね
資本金を上げると
諸々、費用も比例して上がります。
当社は、資本金は100万円でスタートしました。
設立時はかなりクイックに動いたもんね
※過去ブログに詳しく書いてます。
5. 個人事業と法人を併用する
個人事業を法人化せず、一部を個人事業として残しておくことで、
所得の分散や節税効果が期待できるらしい。
つまり
新設で会社作った方が良いという話です。
それでも個人事業主と同業だとダメ
とか言われるケースもあるから
諸々確認して進めた方が良いです。
専門家でも人によって言うことが変わるから困る
6. 小規模企業共済に加入する
役員や個人事業主向けの退職金制度で、節税効果が高いです。
はぐくみ基金が良いという話も聞きます。
7. 決算月は売上が低い時期を選ぶ
売上が低い時期を決算月にすることで、節税対策がスムーズに行えます。
4、5、6月は住民税を決めるために
給与を見られる月なので
7月以降が良いです。
また3月期に決算の会社も多いため
税理士事務所が混みあったり
税務署も忙しかったり
狙えるなら空いてる月を狙った方がよい
7月~11月が良いかと思います。
8. 税理士選びは慎重に
税理士はクラウド会計入れて、ちゃんと入力しておけば
普通のスタートアップ企業は不要です。
※VC(ベンチャーキャピタル)などから一億とか出資されて
スタートしてたら話は別です。
もう普通のスタートアップじゃないです。
テストを受けて合格した
天下りではない
実務経験のある税理士先生を探してください。
9. 役員報酬は3ヶ月以内に決定する
役員報酬は事業年度開始後3ヶ月以内に決定し、その後は変更が難しいです。
これが超絶厄介です。
会社の業績が良くても悪くても
一年は変えられない
10. 共同経営は避ける
たいてい
ケンカ別れしてNo.2が居なくなるか
No.1が借金残して逃げるかの二択。
縦社会にはしておいた方が良いということです。
当社の場合、割とフラットめですが
ワタシより年上かつ大人なので
縦社会にして、立ててくださるので
この体制をキープしています
本当にありがたいです。
11.会社設立日
法人税の一種は、1ヶ月未満は切り捨てられるため、設立日は月初めが有利です。
要は〇月2日がお得ということです。
12.会社名のつけ方
画数を調べてみる
インターネットで被る名前が無い方が検索で出てきやすい
自分や会社のことを知っている人にアイデアを募る(客観的な印象を表現する)
行っている事業が1発でわかるような名前にする、
〇〇配管、〇〇精肉、スーパー〇〇みたいなもの
13.コーポレートカラーを考える
結構みんなやらない
全ての統一感を出すために大事
超絶長い記事になりました。
未来で誰かの参考になることを祈っています。