年金をいつからもらうと得か
年金をいつからもらうと得か
という番組を見ながら
焼きそばを食べております。
そもそも
得な状態がどのような状態か
を定義しないといけません。
具体的に言うと
① 一カ月当たりの年金受給額を最大化させる
② 受取る受給額の総額を最大化させる
③ またはその2つ以外
ポイントとなるのは2つの受給制度
「繰上げ受給」
60歳から65歳までの間に
繰上げて減額された年金を受け取る
「繰下げ受給」
66歳から75歳までの間に
繰下げて増額された年金を受け取る
年齢と受給総額
を軸に
損益分岐点を出していくグラフが
よく紹介されます。
① 一カ月当たりの年金受給額を最大化させる
これはカンタン。
「繰下げ受給」で75歳から受け取ればよいし
もしかすると
未来では
さらに繰下げ受給が伸びるかもしれませんね
② 受取る受給額の総額を最大化させる
これは賭けです。
自分がいつ死ぬかを仮設立てないといけません。
あとは、その使い道でしょうね
動けなくなってから
お金をもらっても
ヘタしたら
引出すらできないかもしれないし
電子決済するにしても
結局はネット上のサービスしか
利用できないでしょうし
年金
→受給者
→市場
という構図で
年金が市場に出るときの
フィルターでしかありません。
つまり
年金を受け取ることを
目的とした老後ではなく
老後にどう生きるか
動ける時に
どう人生を楽しむか
年金を語るには
今の生き方自体
見直した方がいいんですよね
③ またはその2つ以外
年金は、
事前に支払った年金が元本となっています。
具体的には
20歳から60歳になるまで
40年間の
国民年金や厚生年金の
加入期間等に応じて
年金額が計算されます。
もちろん
貯金という感覚で居たら
利息が乗る
という感覚も
あるかもしれません
ただ
年金 納付額 平均
で
検索しても
見事に情報が
出てきません
何が言いたいかというと
年金の納付額=元本
ではあるものの
それと同額
受け取れば
損益分岐点を超えるか
という話です
答えはNO
物価の変動を考慮した方が良いです。
つまり
ハンバーガーが50円の頃の100万円
(支払ってきたお金)
と
ハンバーガーが170円の今の100万円
(未来で受け取るお金)
とでは
価値が違う
ということです。
これは
ビジネスにおいても
価格設定を市場に連動できない企業は
潰れる
ということです。
価格設定を市場に連動させるということは
単なる値上げにあらず
付加価値を高めて
より良いサービスを提供する
を
実施していかねばなりません。
年金の話も
ビジネスの話も
本質は同じだと言うことです。