バーゲンハンターは要らない
バーゲンハンターは要らない
建設業の人であれば
はじめて名前を聞く人も多いかもしれません。
バーゲンハンターとは
バーゲンや特売日、特売品ばかりを
狙って買い物をする顧客のことです。
主婦層を中心とした顧客の呼び方。
別名:チェリーピッカー
サクランボの中から
熟したものだけ取っていく人に例えて
良いものだけを刈り取っていく人
特徴的な考え方として
お店の商圏の外側
から
お客さんを呼ぶために
値段を下げます。
そうすると
遠くからバーゲンハンターが集まってきます。
お店は客数が増えるから
良いように見えますが
適正に利益が取れる商品が売れない
正確に言うと
普段
適正価格の商品が100個売れるとして
割引価格の商品が200個売れるとします
バーゲンをすると
バーゲンハンターの活躍により
適正商品
100個→100個売れる
割引商品
200個→400個売れる
こういう変化が起きた場合
何が起きるか
駐車場が停めれない
レジが混む
適正価格の商品を買うお客さんが帰る(来ない)
バーゲンハンターは意地でも並ぶ
数字で見た時に
売上は上がり
利益率はグンと下がります。
顧客満足度も
バーゲンハンターの満足度は変わらない
適正価格の商品を買うお客さんの満足度は下がる
こういった仮説は
流通業界の中で
スーパーマーケットでよくみられる現象です。
この投稿だけだと
バーゲンハンターが
いかにもワルモノみたいに聞こえますが
店舗側の戦略を考える上で
敵であり、害虫であるかもしれませんが
家計を守ってくれるという意味では
味方につけると
心強い仲間であるとも言えます。
ただ、
お一人様2本までだからと
ワタシを誘うのはやめてください。