工程表とアイスクリーム
工程表とアイスクリーム
どこまで細かく書くかは置いておいて
ざっくり工程を書いたとしても
職人さんとわたしとでは
結果が異なります。
イメージする工程と工法が違うコトが多々あります。
結果、
ワタシの書いた工程を提出して
職人さんの工程を尊重すると
書いてある工程と違うじゃん
とツッコミが来ます。
【原因】※傾向と対策で極端に表現しています。※
お客さん達が思っている以上に
親方は事務作業が苦手
CADは見れて描けるけど
Excelが初心者というのはザラにいる
管理者は現場作業の経験値不足
親方は技術でカバーしようとする
管理者は道工具や重機でカバーしようとする
親方は安全意識もあるものの、コスト意識が高い
管理者は安全意識が低いし、コスト意識も低い
とはいえ、コスト意識だけの管理者もいる
そのくらい
イメージとズレる
要素があるという話で
何味を頼みますか?
バニラですか?
それとも
ストロベリー
抹茶
チョコレート
クッキークリーム?
オレンジシャーベット?
イタリアンジェラート?
アイスクリーム
と言われただけでは
言った人と言われた人で
イメージを合せるのは
よほど知った仲でないと無理です。
だから
コミュニケーションが大事なわけです。
工程表も同じで
工程表と言われたら
Excelで
バーチャートを使って
新規入場教育・段取り
などから書き始めると思いますが
中身が全然違うのです。
職人さんからちゃんと工法と工程をヒアリングして
文章や表に落とし込むことが大切で
それをお客さんに説明することが仕事です。
夏の仕事で
早めに終わって
お客さんと職人さんと
みんなで
差入のガリガリ君ソーダ味を食べて
解散できるような
そんな完成イメージの輪郭をハッキリさせられる工事をしていきたい