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日常

2026/05/08

【現場の深淵】その「好奇心」が招く、プロとしての落とし穴

工事現場で、あるスタッフに「待機」を命じた時のことです。

彼はじっとしていられず、 近くの制御盤のボタンや配線をチラチラ見に行きます。

見ている本人は「探究心」のつもりでしょうが、

私には、ある「大切な欠落」が見えてしまいました。

「あぁ、この人はまだ『役割の重み』に気づけていないんだな」と。

厳しい言い方をすれば、 それは向上心ではなく、

まだ「お客様気分」が抜けていない証拠です。

なぜなら、プロの現場における「待機」とは、

「次の瞬間にベストで動くための重要な任務」だからです。

不測の事態に備える。

指示が出た瞬間に完璧に応える。

その責任感が心にあれば、

素人が中を見ても分からない盤を眺めている余裕などありません。

まだ経験が浅い間は、 この「待つ仕事」の価値がなかなか理解できません。

「手持ち無沙汰だから、ちょっと見てみよう」 という、

悪気のない好奇心が優先順位を追い越してしまいます。

自分のその一歩が、現場の規律を乱し、

安全管理上のノイズになることまで想像が及ばないのです。

「知りたい欲求」と「果たすべき責任」の区別。

これができるようになって初めて、

現場を任せられる「職人」になれるのだと思います。

「わからんものは、見ない」

これは決して成長を止める言葉ではなく、

現場の安全と、プロとしての自覚を守るための鉄則。

一流への第一歩は、

「今は動かない」という指示を完遂することにあるのかもしれません。

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