すぐに剥がれるバンドエイドは頼んでほしくない
すぐに剥がれるバンドエイドは頼んでほしくない
工場で修理をするときに
一旦
応急処置しときましょ
って話は、
普通にあります
配管からの漏れであれば
お客さんが自己融着テープなどで
応急処置をしてくださって
現場調査行くときに
ココだよ
って教えて頂くパターン
それはイイんです
ただ、
専門性がマッチしていない職人さんを
ご指名で発注するのは
マジでやめてほしい・・・
ご指名自体は
大変ありがたいことです
むしろ
それを目指してすらいます。
ただ、
場合によっては
専門性がマッチしていなくても
工事としては完結できる
という意味で
依頼することがあります。
ゲームみたいに例えると
工事が水属性であれば
水属性の職人さんへ依頼する
でも、
複合工事の場合
弱点ではないから木属性の職人さんで
対応しよう
という場合もあります。
これとは別で
本人が水属性だというので
水属性で依頼した時に
あれ?
この人、火属性じゃね?
めっちゃ弱くね?
みたいなことが
たまに置きます。
これは
工事 :水属性 レベル10推奨ミッション
職人さん:水属性 レベル1
というパターンもあって
これも普通に負けます
というか失敗します。
ただ、
職人さんもお客さんもですが
人なので
相性というものが
属性の相性以外にも存在します。
当然、お客さん(施主さんの場合)は
建設の施工スキルをどこで見極めるか
というのは
あまり理解されてない人も多いです
本業は製造業ですからね
これが
元請(総合建設会社、専門工事会社)さんになると
話は別でキッチリと
項目分けされているところも多いです。
すぐに剥がれるバンドエイドというのは
すぐに対応はできるけど
根本解決にならないので
キチンと修理をしましょう
という話です。
たまに
修理回数が増えれば
コダマさんとこの会社儲かるんじゃない?
と言われることもありますが
そんな時代じゃない
昭和の頃にできた建物って
めちゃくちゃ頑丈だったり
品質の良いものが多く
超絶耐久性が高いんです
設計上の耐用年数を超えるなんてザラにあります
一気に経済成長しバブル突入を
1980年として
このころに立てた工場は
2024年の今
44歳です。
参考までに、一般的な耐用年数の目安です。
- 生産ラインの機械: 10年から20年程度。
- 冷凍機器: 15年から25年程度。
- 電気設備: 15年から30年程度。
- 空調設備: 15年から20年程度。
- 配管設備: 20年から50年程度(材質や使用環境により変動)
労働人口が収束に向かう現代
同じ個所を何度も直すことは
お客さんのコストや稼働に影響を与えるだけでなく
そもそも論
そんなことしてたら経済が止まる
建設業界的には
キチンと直す
工場の立替を計画されているお客さんも
多いです。
それまでは最低限、耐えられる設定で修理していく
結構、使命感のある仕事なんですよね
プラントメンテナンス