ボルト取りと思ったらフル溶接
ボルト取りと思ったらフル溶接
とあるプラント設備の更新工事
それ自体は
普段からご用命頂いている内容です。
今回の
ボルト取りと思ったらフル溶接
という話
工場にあるタンクが
上部、下部の分割式のものがありまして
ボルトでジョイントしてあるわけで
そのボルトを外すと
下の部分が
ぽこっと
取れる仕組み
だと思って
工事を始めたわけです。
ボルトを取って
バールでグイグイすると
普段なら
べりべりべりって
はがれるような感じで
上と下の2つに分かれるのですが
どこをどう グイグイしても
ひねっても
ピッタリ元通り
ちょっと上の点検口覗いてきますね
ワタシが
よじよじ
登っていき
点検口をパカって開くと・・・
暗くて見えにくいですが・・・
あっ
内側からフル溶接してありますね
ボルトの意味よ!!!
液体の入るタンクだから
フル溶接自体は不思議ではないのですが
ボルトがしっかりとしたピッチ(間隔)で取り付けてあったし
調査も、稼働中だったので
点検口を開いて中まで確認できていなかった(湯気と熱がスゴイので)
いろいろと
勘違いできる条件が揃ってしまっていて
そのフル溶接を切断するために
本来の工程から
+2時間くらいはかかった気がします
むしろ2時間で抑えてくださった
職人さんに感謝
調査と推察
みたいなのは
やりすぎってことは無いよな
と思う一件でした