他人を偉そうだと感じる心理
他人を偉そうだと感じる心理
は
受け手側の問題だという話を聞き
調べてみました。
これは
心理学でも研究されていたようで
5つのパターンがあるようです
1. 社会的比較理論
2. ナーバス・ジェネシス効果
3. パワーダイナミクス
4. 認知的不協和
5. 文化的要因
1. 社会的比較理論
人は自分を他人と比較することで自己評価を行います。
他人が成功している、
あるいは自信に満ちていると感じるとき、
自分と比較して「偉そうだ」と感じることがあります。
この比較はしばしばネガティブな感情を引き起こし、
嫉妬や劣等感を生むことがあります。
それは何となく察していたので
恥はかき捨てということで
うらやましい
とちゃんと伝えるようにしています。
ガッツリ劣等感みたいなのはありますが
そんな優秀な人が時間を作ってくれていることに感謝して
その人が人に紹介したくなるような人になろうと思えます。
2. ナーバス・ジェネシス効果
ナーバス・ジェネシス効果(narcissistic genesis effect)とは、
自尊心や自己評価が低い人が、
他人の自信や成功を誇張して受け取る現象を指します。
これにより、
他人が実際以上に「偉そうだ」と感じられることがあります。
これも若干、ワタシ当てはまるかもしれません。
だってみんな実績やら成果やら
スゴいんだもん
ワタシ自身、自己評価は低いと思うのですが
一定の自信はあるんだよなぁ
これは自己評価と連動するものなのか?
3. パワーダイナミクス
社会的パワーダイナミクス
権力や地位のある人を偉そうだと感じることがあります。
これは、
権力を持つ人が自分の意見や要求を通しやすいからです。
この感覚は特に、
上司や権威ある人物に対して感じられることが多いです。
プレゼンなどを聞くときに
権威付けとして
実績などを話される人も多いですが
全く刺さりません。
だってウソかもしれないじゃないですか。
ウソではないにせよ
裏付けを取りいくことも
あまりしませんし
あの時間は
話長い人か
メインの話題に時間を割くタイプか
見極めに重宝する部分です。
4. 認知的不協和
自分の信念や価値観が
他人の行動や言葉と矛盾するとき、
人は不快感を感じます。
この不快感を減少させるために、
他人を「偉そうだ」と評価することで
自分の立場を守ろうとすることがあるそうです。
これは
会社と社員
管理者と非管理者
という立場でモノを考えるときに
起きやすい感情です。
5. 文化的要因
文化も大きな影響を与えます。
集団主義的な文化では、
個人の成功や自信を前面に出す行動は「偉そうだ」と感じられることが多いです。
会社でエースの営業が偉ぶるのコレです。
おじさんが過去の武勇伝を話して印象を悪くするのもコレです。
すごく気を付けて行きたいと思います。
一方で、
個人主義的な文化では、
そのような行動はポジティブに評価されることがあります。
小さい集団やスタンドプレイが中心の会社は
味方が出柄を上げたぞーみたいな
感覚になるのでは?
と思います。
まとめとして
偉そうと思うかどうかは
その人の態度もそうではあるけれど
実は
その人の受け取り方の問題でもあるということで
偉そうだなとそう思う感覚や価値観を
持っているか
持っていないか
の違いなので
相手を偉そう
と思わない人の方が
たぶん余裕のある人なのだと思う
ワタシって余裕ないのかな?