失敗の定義と価値観の共有
年明け早々に失敗の定義を話する機会がありました。
とある飲食店店長が
赤字を出して
店を閉店に追い込んだのに
これは失敗ではない
と言っていたという話
結局のところ
その失敗ではない
原因みたいな話は
聞けてないのですが
失敗について
考えさせられました。
ミスをしたら失敗
赤字を出したら失敗
という定義を聞きつつ
自分も考えてみたところ
人に迷惑をかけたら失敗
であろうと
思います。
失敗の定義を考える上で
他人の話を聞いていて
驚くほどに
主観でしか考えられないんですね
つまり
自分が失敗したとき
自分が失敗されたとき
という考え方だから
似たような
答えが出てくるのでしょう
しかしながら
失敗を恐れずに挑戦する
という言葉もあります。
これを
ワタシの理論で置き換えると
他人に迷惑をかけることを恐れずに挑戦する
となります。
これはこれで
間違いだとも思います。
他人に迷惑をかけることを恐れない
というのは
人間は失敗して当たり前
なので
失敗はいくらしても良い理論
他人に迷惑をかけても大丈夫理論にも
聞こえかねません。
この考え方だと
新人はお客さんに育ててもらえと言う
よくありがちな
無責任な採用をしかねません。
これは
お客さんにも
新人にも
迷惑な話です。
失敗はしてはいけない。
他人に迷惑をかけてはいけない。
その前提で物事は考えた上で
チャレンジングな行動は推進していきたい。
結局は
矛盾が起きるし
裏腹なことをいうことに繋がっていますが
失敗についての価値観が
ズレていると
お客さんを含めた
社外の人に
失礼な態度を取る人が増えます。